K's Outdoor トップページへTop Page | キャンプ場 | キャンプ日誌 | スキー場 | スキー日誌 | BBS | BLOG | かべ紙

スキー人口推移について調査

スキー人口は1993年のピーク比で約60%

いよいよスキーシーズンが迫ってきたが、スキーブームが去り、スキー業界は低迷。スキー人口が激減と言われているが...。

スキー人口本当に減ってるのか?調べてみた。レジャー白書等から、スキー人口とスノーボーダーの人口が読み取れる。(ボーダーの人口は以前は分けられてないので、正確ではない)

確かに1993年の1860万人をピークに減少の一途であり、スキー場経営や、スキー用品ビジネスが低迷しているのは理解できる。スキーヤー、ボーダーの平均年齢も年々上がっており、若年層比率が下がっている。

さて、スキーブームは、1987年の”私をスキーに連れてって”がきっかけとされるが、この人口推移を見ると、87年、88年はそんなに大きく増加してなくて、91、92、93年に爆発的にブームになって行ったのが実態だ。

また、2007年にボトムを迎え、その後上昇傾向になっている。2010年度は残念ながら、東日本震災の影響で落ち込んだことが予想される。3/11以降、東北のほとんどのスキー場がクローズしてしまったし、全国的にも一時自粛ムードがあったので、最後の春スキーシーズンがメタメタだったはずだ。

 

スキー人口はバブル前に戻っただけだ

このスキーブームは、早い話がバブル経済に乗って若者がお金を持った(あるいは消費に走った)ことと、お金がリゾート開発に回り、新しいスキー場がどんどん開発され、若者達の興味を惹いたところに端を発すると思える。

バブル経済の終焉による経済的な側面および、若年層の絶対数減少、さらには消費方向の変化(ネット、携帯)により、スキーに行く余裕がなくなった。若者の自動車離れもこれを加速。さらには、スキーヤー減少の影響で、魅力的な新しいスキー場が開発されなくなったことから、負の循環に陥り、加速度的にスキーブームが終わったと思う。

だが、数字を見ると大騒ぎするほどではなく、バブル前の水準に戻っただけだ。ここから上昇方向も見える。要するにスキービジネスもバブルだったってこと。もう一度、バブル前にもどってやり直しってのが、今の状況ですね。今が正常で、スキーが好きな人がスキーをやっている。ブームのころは、趣味は?って聞くと、ほとんどの人がスキーと答えていて、ずっと前からスキーを趣味としていた私には、なんとなく違和感があった。趣味はスキーだと答えると、そのへんのにわかスキーヤーと一緒に見られるのがつらかった記憶がある。今は、スキーが趣味って言いやすくなりましたね。

 

スキーヤーの平均年齢が上がっているのも、バブルの時に若年化しすぎただけか?な?

平均年齢が上がっているという指摘も、きっと同じ。数字が見つけられなかったけど、たぶんバブル期に年齢が下がっただけで、もともとは車を持ってスキー道具を買って、高い金を払って遠くのスキー場まで出かけるなんてスポーツは社会人になりたての若者には負担が大きすぎるはず。バブルの時に、みんな勘違いしただけだと思う。(自分のその一人だけど)

2011/11/3


トップページ | キャンプ場紹介 | キャンプ日誌 | 釣り日誌 | スキー場紹介スキー日誌 | かべ紙 | BLOGプライバシーポリシー
Copyright(C) K's Outdoor, All Rights Reserved.