Highline以上のグレードだとフットウェルライトが標準でついてるらしいが(前席のみ?)、Confortlineには残念ながらついていない。しかし、ランプを設置するホールはフタもされずにぽっかりと空いたまま、、。残念ながらフットウエルライトのハーネスもないし、Discoverproのメニューにもフットウエルライトの項目がない状態。
みんカラでNukさんから詳しいやり方が説明されていて、自分でもできそうに思えて来たため、今回実行に移すことに。Body Control Module (BCM)というコンピュータモジュールからFootwell Light用の配線を引っ張りだして、コーディングでこれをアクティブ化したうえで、中華製格安のフットウエルライトユニットを設置ということです。
【PR】BCMからFootwell Lightの出力させるのと、Discoverproのメニューにフットウェルライトの設定を表示させるためにコーディングです。VCDSで下記設定を実施。VCDSのVer.は12.12.0です。あっさりとフットウエルライトの輝度調整メニューが出現しました!
Select 09 Cent.Electから Coding → Long Coding →
Byte17 Bit3:no check → check
次は、Adaptationから、いくつかのチャンネルを設定します。
Security Access-16 →"31347"→ Do it! → Adaption 10
(8)-Interior light; light configuration-Fussraumbeleuchtung:not installed
→ installed → Do it!
(1)-Leuchte30FR LC72-Lasttyp 30:not active → 36 - LED
Kleinleistung → Do it!
(3)-Leuchte30FR LC72-Fehlerort mittleres Byte DTC-DFCC
30:00 → 2H →Do it!
*ここはVCDSのVer.12.12.0では、16進数入力しか受け付けないので"2H"と入れる必要ありました
(4)-Leuchte30FR
LC72-Lichtfunktion A 30:not Active → Footwell light → Do it!
(6)-Leuchte30FR
LC72-Dimmwert AB 30:0 → 89 → Do it!
*Highlineのデフォルトが89? 明るくしたい場合126まで大きくできる模様。127にすると明るさ調整が効かなくなるとのこと。
Byte 17 Bit 3 をcheck |
コーディング後 メニューに出現! |
Aliexpressで、Footwell Lightを物色。一番安いところで発注。VW Golf6、ジェッタ5,6、パサートB6,B7用となってますが、Golf7にも使えるようです、もうちょい高めのところだとハーネスがテサテープで保護された状態で売ってるようだ。今回は、中華製のテサテープのコピー品も一緒に注文したので、裸のハーネスのを選んだ。それで自分で処理することに。どうせ、ハーネスの長さ調整とか入るので、、、車に設置前するまえに試点灯実施。ちゃんと4つとも点灯したが、LEDの色合いは結構ばらばら。黄色っぽいのから青っぽいのまで。ユニットの中を覗くと、5050サイズのLEDが三つ。両サイドは白色LEDだが、真ん中のLEDは蛍光体が塗られてないので白色LEDではないようです。赤色LEDでしょうか?(未確認)。点灯しても点きません。なんかの名残りでしょうね。
|
|
|
試点灯 問題なし |
よく見ると、色はばらばら |
これがテサテープ(51608)の中華製コピー品。わざわざ内側の芯の表面を剥がされた状態。誰も本物のテサテープだとは思わないと思うのだが、、、。こいつを上記ランプと一緒に発注。9日目に同時に到着。本物と比べると接着力が少し強く、一度巻くとやり直しが効きにくい感じ。これはこれでいいかと。なにより値段が1/4ほどなので、遠慮せずにガンガン使えるのがいい。
中華製テサテープのコピー品 $1.59 |
ハーネスを偽テサテープで保護 |
Footwell Lightの出力を取り出します。まずはBCM (Body Control Module)にアクセス。助手席のサイドパネルの奥にあるらしいので、内装剥がしからです。サイドシルプレート→キックパネル→ダッシュのサイドパネル→その横の細長いパネルを順番に剥がす。この隙間を下から覗くと、BCMに刺さっている3つのコネクタが見える。この内、一番の手前のコネクタを抜きます。左手を下から入れて、ロックを押しながら脱着レバー(白いやつ)を下へ降ろすと、コネクタが抜けてきます。抜けたらキックパネルがあった側 (助手席の足元)へ引き出せます。
助手席のダッシュサイド |
まずサイドシルプレート浮かせる |
次はキックパネル |
ダッシュサイドパネル剥がし |
サイドパネルの横の細いパネルも除去 |
サイドパネルの横の隙間から左手を挿入 |
下から覗くと3つコネクタ(カバー)が見える |
下から覗きこむと、三つのコネクタが並んでいます。写真ではよくわかりませんが、両サイドが少しだけ高い位置にあって、真ん中のコネクタだけちょっと下がった位置に並んでいます。手を突っ込むと見えなくなっちゃうので、とにかく手の感触だけでこのコネクタを抜き差しする必要があります。
コネクタ抜くのは意外と簡単。黒いコネクターカバーにあるロックを押しながら白い脱着レバーを降ろせば自動的にコネクターがBCMから抜けてきます。力は不要です。コネクターが抜けたら、下へ(助手席足元側へ)引き出します。
黒のコネクターカバーには、二つの白いコネクターが入っているので、これを抜き出します。最初にコネクターへの配線をカバーに固定しているインシュロックを切断しちゃいます。あとは両サイドにあるロックをおさえながらコネクタを引き出します。後ろにある穴からちょっと押すのも有効でした。それから巻いてあるテサテープを少し剥がして配線を弄りやすくする必要があります。
手前のコネクターを外す |
中に二つのコネクター本体 |
72番の空きにピンを挿入 |
次に、コネクタの72番(空きになっている)に、配線ハーネスの端子を挿入。入れる方向間違えなければカチッと入ります。あとは、元のカバーに挿入して、配線をまとめてテサテープ処理を施してから、再度インシュロックで配線をカバーに固定。あとはこのコネクターを元の位置に戻します。これが一番の難関です。位置と角度が合えばすっと入り、自然に脱着レバーが上がって行くので、そうなるまで位置と角度を頭の中で想定しながら、隣のコネクターとの位置関係をもとに手探りで頑張ります。これが一番たいへんかと、、、。アースは、サイドシルの下にアースポイントあるので、ここに接続します。
カバーに戻し あとはがんばるだけ。 |
アースはここから |
あとは、Footwell Lightのハーネスをランプの位置まで引き回して完了。後席用含めて、結構時間かかりますが、、、なんとかできました。ハーネスの引き回しは、以下のように。
1)助手席:これはBCMのすぐそばなので問題なし ただしここだけランプはめるのがきつくて少しだけランプの方をやすりで削りました。
2)運転席:BCMから、ダッシュボトムのソフトカバー外してカーペットを少しめくると既存のハーネスがあるので、それとまとめてセンターコンソールにしたまで引っ張り、センターコンソールの両サイドのボトムプレートを外して(トルクスビス1本ずつ)、コンソールの底の奥の方から運転席に抜きます。運転席のダッシュ下も、ボトムカバーを外してステアリング操作に支障ないところに配線を通した方が良いかと思います。あとは、運転席前の小物入れを外せば、フットウエルライトの位置に装着できます。添付されてきたハーネスだと長さが微妙に足りなく、少し延長。
3)助手席の後ろ側:BCMからサイドシル内を通して、シートレールの下を通して、最後はシートへの既存配線にまとめてシートバックのフットウエルライト用の穴の位置まで持ってきてランプユニットに接続。シートはスライドするので、配線にストレスかからないように、うまく既存配線ハーネスにまとめます。
4)運転席の後ろ側:ここは運転席のフットウエルライトからの分岐でサイドシル→シートレール下を通してシートバックのホールまでひっぱりランプユニットと接続です。ここも長さが足りなかった、、、。
なかなかいいです。Discoverproのメニューから明るさも調整可。
助手席 発煙筒がじゃま |
運転席 |
後席から前席シートの下を見た図 |
前席@昼間 |
前席@夜 |
後席足元@夕刻 |
【PR】