このあたりは、まさに秘境というところ(十勝清水ICから72kmある)。十勝川をずーっと遡った一番上にあたる。登山客などはここから、トムラウシ山系へアタックすることになる。キャンプ場のすぐそばに国民宿舎東大雪荘があり、登山客のベースになっている。トムラウシ川、ヌプントムラウス川、ユートムラウシ川などが流れている谷間にあたる場所。とにかくこのロケーション自体がすばらしい。舗装道路が切れてから、さらに先に....。これだけ、山道を登って来て、最後はダートがあり、突然、超が付く位に、立派になった東大雪荘に行き着くと、ちょっとびっくりするくらいだ。
このあたりの川や、富村ダムの冠水部は、入釣場所が限られるが、オショロコマやニジマスが釣れる。どのこの川も結構な水量があり、遡行がきついところも多い。また、クマの出没には気を付けないといけない場所。
学生の時に、釣り目的で何度かキャンプしました。
■キャンプ場紹介 |
キャンプ場自体は、トイレと炊事場があるだけのシンプルなもの。アブや蜂がやたら多かったように思うが....。場内は結構広く、開けているが、あまりキャンパーは多くない(ほとんどいない)。夜は満天の星が見えるはずです。クマはともかく、キツネなどが多いので、ゴミの処理には気をつけないといけません。何かあったら、東大雪荘へ。買い物しようと思っても、近くには何もない。買い物のために町まで戻るのは結構しんどい。屈足まで出ないといけないが、近くはない(ダート含めて50kmくらい)。
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■霧吹きの滝からトムラウシ川へ |
近くに霧吹きの滝という名所がある。看板に沿って、林道の入り口から小川に沿って降りていくが、結構きつい下り。甘く見るとつらい距離。途中の看板に励まされながら降りていくことになる。かなり下ったところでやっと滝の全貌が見えるようになる。ここから、さらにこの小川(渓流ですが)を下って行くと、トムラウシ川の本流(富村ダム直上)に出られる。ここから下に向えば、富村ダム、上に向えば、トムラウシ川とヌプントムラウシ川の合流地点へ行くことができる。この辺は、川岸に温泉が沸くところが散在し、自分で掘るとお湯が沸いてくる場所がある。
2009年7月 |
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